COLUMN
医療脱毛コラム

知識

医療脱毛の副作用とリスクについて

医療レーザー脱毛の基本

医療脱毛は、ムダ毛の除去を目的とした一般的な美容施術ですが、施術にはある程度のリスクや副作用が伴います。しかし、そのリスクは患者さまの適切なケアと専門医の指導によって最小限に抑えられることが可能です。

医療機関における治療は、エステでの美容脱毛とは異なり、専門的な医療知識を持つ医師や看護師によって行われます。そのため、施術に関するリスクや副作用について正しく理解し、患者さまと医師・看護師が共に最善を尽くすことで、安全かつ満足のいく結果を得ることができます。

ムダ毛の役割と脱毛の影響

ムダ毛は、私たちの身体を紫外線や細菌から保護するバリア機能や、皮膚の温度や湿度を調整する保温保湿機能を果たしています。

医療レーザー脱毛によって毛が除去されることで、これらの機能が一部失われる可能性があります。ただし、医療脱毛での施術範囲は極めて限定的であり、骨や内臓にまで影響を及ぼすことはありません。

医療脱毛の主な副作用とリスク

術後のヒリヒリ感(肌の乾燥・かゆみ)

医療脱毛施術によるレーザー光照射後、一時的に軽いヤケドのような状態が生じることがあります。この症状は一般的な反応であり、適切な保湿ケアと刺激を与えないように注意をはらうことで軽減されます。

ヤケド・しみ(色素沈着)

施術によって皮膚のメラニン色素が反応し、色素沈着が起こる可能性があります。事前の肌の色の確認や、適切なレーザーの選択によってリスクを最小限に抑えることができます。

毛嚢炎(もうのうえん)

施術後、毛のバリア機能が一時的に失われるため、白いニキビのようなものができる事があります。適切なケアと医師の指導によって、通常1・2週間で治まります。

増毛化・硬毛化

一部の体毛が増える(増毛化)または硬くなる(硬毛化)可能性があります。特にうなじ・背中・二の腕等の主に産毛が多い部位に発生しやすく、まだ医学的に原因は解明されておりませんが、上記部位に関しては統計上10〜20%程度の割合で発生していると言われています。

発生してしまった場合は、出力を変更しての照射や波長の違うレーザーでの照射や期間を空けてからの再照射等を試してみることで多くの場合改善されますが、残念ながら全く改善されないケースも一定数発生してしまいます。

以上の理由から当院では、増硬毛が発生しやすい部位の「脱毛効果が薄いと思われる産毛」への照射はお勧めしておりません。

安全性を確保するための医療機関の取り組み

医療脱毛を行う専門医療機関では、リスクと副作用に関する正確な情報を提供し、適切な施術範囲やケア方法を指導します。医師の診察とフォローアップ体制によって、患者さまの安全を最優先に考えた脱毛施術が行われます。

まとめ

医療脱毛は、美容と健康のバランスを保ちながら行うための施術です。適切なリスク評価とケアを行い、専門的な知識を持った医師や看護師が診療にあたることで、安全かつ効果的な脱毛を実現することができます。

患者さまご自身も積極的に情報を収集し、医療機関と連携を取ることで、理想的な結果を得ることができるでしょう。

大阪梅田 スマートクリニックについて

大阪スマートクリニックは、医療脱毛クリニックでは珍しく、受付から施術まで看護師が一貫して対応いたします。

国家資格保有者である看護師が専門的な知識と経験を持ち、安心して来院いただける環境を整えております。

何かわからないことやご不安なことがございましたら、すぐにご相談いただけます。初めての脱毛で不安を感じる方にも、丁寧なご案内とサポートを提供しております。

さらに、当院では厚生労働省認定の熱破壊式医療脱毛機を使用しており、低予算でありながら高い脱毛効果が期待できます。

国家資格保有者による施術と安全性を確保した環境で、一生ものの脱毛をお考えの方に最適な選択肢です。

お気軽に医療脱毛 大阪スマートクリニックまでご相談ください。